創作物を生み出した時見てもらえたりしなかったら虚しいものである。 いつも思う。今回は見てもらえる状況下だ。では、「見てもらえる状況がある状態で意味のわからない虚無が見えるものをお見せしたい」というところから始まった。訳がわからないと一瞬思うような設定をつけたい。そうすると、世の中には「ヒューマンエラー」は存在するが、「エラーヒューマン」とは言ってはいけない、言わない世の中だということを昔聞いた。なら、虚しい虚構【「エラーヒューマンを描いている」ヒューマンの人生の一瞬】という作品を作りたいと考え、制作した。この作品は顔はTeruLapiの顔をAIで読み込ませた顔をラフにしていて、それ以外の体もコラージュでつくったものをベースのデザインにしている。周りの写真も、色味やグラデーションやマスク機能などに使った選択範囲も全て写真を元に作られている。デザインはツギハギだが、イラスト部分だけは線を描きまくっている。今回はそのツギハギだらけのデザインのキャラをエラーヒューマンとして定義した。また描いている光景にしているが、実際に鉛筆とペンだけで描くには難しい。それも虚構であるし、意味のわからないものということがわかる。読んでいる参考書も描くために必要でない洋書である。ここまで意味のわからない状況下であなたが初見に感じたことは何だったのか、それを知りたい。TeruLapiの作品に通じる考えをねじ曲げ、ねじ曲げたものも結局TeruLapiでした。「何を感じるかはあなた次第。」